誰か解説してくれないかなぁ。
こんな悩みを解決します。
この記事の結論は、「スプレッド(価格差)が広いけど、アプリも秀逸で使いやすく取扱銘柄も多い。使い方によってはスプレッドも手数料も無料にできるから、仮想通貨初心者はコインチェックの口座を持っておいて損はない。」です。
順番に解説をしていきます。
仮想通貨初心者にコインチェックをオススメする理由
アプリが秀逸で、初心者でも使いやすい
コインチェックの提供するアプリは秀逸で、初心者でも直感的に使える仕様となっているのが魅力的です。
例えば、とりあえず口座開設してなんとなくアプリを使い始めたとしても、思ったように操作するだけで仮想通貨を購入できちゃったりします(最低500円から買うことができる)。
「仮想通貨がどういうものか、試しに経験してみたい!」
「難しいことはさておき、とりあえず取引してみたい!」
こういった人にはオススメの販売所となっています。
僕も使いやすさを重視して、初めての仮想通貨はCoincheckから始めました。
また、スマホのウィジェットに登録することで普段の価格チェックが一瞬で出来るため、ちょっとしたタイミングで価格を確認できます。
NEM流出後、セキュリティ面が大幅に強化されている
みなさんは「NEM流出事件』を知っていますか?
そう、ダックスも経験したコインチェック最大の流出事件です。
本来であれば、インターネットから遮断された「コールドウォレット」で運用するべきものが、インターネットに接続された状態の「ホットウォレット」で運用されていたことや、「マルチシグ(multisig)」を実装していないことが原因と指摘されています。
マルチシグ(Multisig)とは、マルチシグネチャー(Multi Signature)の略で、インターネット上におけるセキュリティ技術のひとつ。 特に暗号資産(仮想通貨)の世界では、その送付のために複数の電子署名を必要とする状態をマルチシグと呼んでいます。
事件後、コインチェックは東証一部上場企業である「マネックスグループ」の100%子会社として再出発し、ガバナンス体制やコンプライアンス体制の強化を図るべく、経営体制の見直しや内部管理、セキュリティ対策に資金を投入しました。
さらにコールドウォレットや2段階認証の採用、顧客資産と会社資産を分別管理するなど、セキュリティ対策に力を入れています。
あの流出事件を経験したからこそ、他の企業よりも安全性を重視していることは言うまでもありません。
アルトコインの取扱いも多く、合計17通貨が取引可能
ビットコイン以外の仮想通貨は「アルトコイン」と呼ばれ、「イーサリアム」や「リップル」がその代表と言えます。
コインチェックではビットコインをはじめ、他16種類のアルトコインの取り扱いがあり、他の国内の仮想通貨取引所では取り扱っていないものも多いです。
つまり、投資する選択肢が多く、多くの種類の仮想通貨を購入することができます。
こういったチャンスを取りこぼす可能性が低くなるのも魅力の1つですね。
NFTが簡単に購入できる
Coincheck NFT(β版)は、コインチェックの中に併設された、日本で初めてのNFTマーケットプレイスです。
Coincheck NFT(β版)では、コインチェックに預けている暗号資産をそのまま使用してNFTを購入でき、さらにはNFT購入時に課題となる「ガス代」がかからないため、初心者でも簡単にNFTに触れることができ、魅力的なサービスとなっています。
また、コインチェックは2021年12月21日より、『The Sandbox』のメタバース上でコインチェックが保有している土地「LAND(NFT)」が374個が販売開始され、NFTマーケットに積極的に進出していることがわかります。
NFTはまだ黎明期で、価格高騰を目的とした売買や、NFTを発行し販売する方法がメインですが、今後はNFTゲーム等で大きな発展が期待できそうです。
コインチェックを使う上で理解しておきたいデメリット
売買時のスプレッド(価格差)が大きい
コインチェックの販売所でビットコインを売買しようとすると、約28万円の価格差が生じます。(2022年1月現在)
つまり、この場合だと買った直後に売るだけで28万円損失が出ると言うこと(スプレッドは変動するため一概に28万円とは言えません)。
損失を出さないためには、買ってから28万円値上がりしたところで売らなければならなず、28万円値上がりして売ってもスプレッドがあるのでプラマイ0ということ。
ただし、これは販売所の話。
コインチェックでは販売所以外にも、板取引ができる取引所も併設されています。
板取引では手数料もスプレッドも無料である代わりに、取引方法が初心者には難しいものとなっています。
また、アプリでは板取引はできず、PCのみとなっています。
ここら辺がトレードオフですよね。アプリで簡単に取引しようとするとスプレッドが広いし、取引所だとPC対応しかしてない&ちょっと難しい。
見た通り、初心者の人が使うにはわかりにくいですよね。
レバレッジ取引ができない
レバレッジとは「テコ(梃子)」のことを指します。
経済的な意味で言えば、「少ない資金で、大きな資金を動かす」
ことです。
つまり、1万円の資金で5万円分の取引を行えば、レバレッジは5倍。
詳しい計算は省きますが、レバレッジ5倍では利益も5倍になりますし、損失も5倍になります。
ここぞというタイミングでレバレッジを効かせることで、大きく利益を上げることができますが、逆も然りというわけですね。
レバレッジを効かせた取引で大きく利益をあげたことをプロフィールでも書いてますので、よかったら見てみてください。
まとめ
本記事のまとめは以下の通りです。
コインチェックはアプリが使いやすい。
安全性が高い。
取扱銘柄が多い。
最近話題のNFTが簡単に買える。
使いやすい代わりに、スプレッドが広い。
レバレッジ取引がない。
多分、仮想通貨取引をしている人のほとんどは、どういった形であれコインチェックの口座は持っているはずです。