結婚生活が始まってから、自分のお小遣いは3万円に決まった。
この3万円を何とかやりくりして毎日を過ごすあなた。
こんなことを思ったことはありませんか?
「欲しいものを買うために毎月のお小遣いを貯金しているけど、これは正解なのか?」
結論からお話しすると不正解で、正解は「余ったおこづかいは全力で自己投資に回せ」です。
今日は、おこづかいは貯めずに自己投資すべき理由と、自己投資の方法について具体例を挙げて解説して行きます。
サラリーマンはお小遣いを貯めない方がいい?
新生銀行が毎年実施している20代から50代の男女約2,700名を対象にした「2022年会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の毎月の平均おこづかい額は38,642円とのこと。
ここから、ランチ代の平均額(623円)×20日分と、1ヶ月の飲み会代の平均額(11,495円)を差し引くと、残りは約14,000円程度。
ここからさらに雑費を引くと、残りは1万円程度と算出できます。
欲しいものを買うためには、毎月1万円を貯め続けて、1年後に12万円、2年後に24万円と貯めていく必要があります。
少ないお小遣いをコツコツ貯める弊害
ここで1つの疑問が生まれます。
あなたが60万円のものを買うために、貯金を決意したとしましょう。
「60万円のものを買いたい場合、5年も貯め続けなくてはいけないのか」
5年という時間は短くありません。物価も高騰するしライフスタイルにも変化があるかもしれません。
60万円だったものは、いつの間にか80万円になっている可能性すらあります。
また、爪に火をともす思いで貯めたお金は、いざ使うとなったら躊躇してしまうものです。
月に1万円貯めることだけを考えて積み重ねてきたお金。果たして思い切って出費することができるのでしょうか。
答えはNOです。
我慢しながら節約することほど不毛な人生はない
人にもよりますが、我慢と節約ほど不毛な人生はありません。
普段から飲みたいものを飲まず、食べたいものも食べずに我慢を続けて得たものは、「ストレス」と「不満」です。
ここで「我慢と節約」を選択したあなたに問いたい。
「このストレスを耐え続けた先に、幸せがあるはず」
「お金さえあれば、こんなに我慢しなくても済んだのに」
なんて考えながら毎日を生活できますか?
我慢と節約が生きがいのようなドMの人には人には関係のない話かもしれませんが、時間は戻ってこないのです。
そんな不毛なことに時間を使わずに、もっと有効なお金と時間の使い方をしましょう。
そう、本記事のテーマである「自己投資」です。
余った小遣いは、自己投資に回すべき理由
「自己投資に回す?何を言ってるんだ?」
そう思う人も多いと思います。
ここでいう自己投資とは「稼ぐ力」を養うための自分に対する投資のこと。
余ったおこづかいをただ使うだけでなく、自己投資に回すことで長期的な経済的利益を享受することができます。
例えば、新たなスキルを学ぶためのコース料金や、投資の知識を深めるための本などにお金を投資すると、将来的にはそれが収入につながる可能性があります。
自己投資方法4選
おこづかいを自己投資に回した方がいいことはわかったけど、具体的な自己投資方法がわからないですよね?
ここでは、自己投資の具体的方法について5つご紹介します。
本やオンラインセミナーで学ぶ
サラリーマンのおこづかいでできる自己投資の一つとして、本を買って学びを得るか、あるいはオンラインの学習プラットフォームで少額の料金を払って、自分の学びたいコースを受講するというのがあります。
自分が学びたい分野の本を手に取るか、オンラインセミナーで簿記を勉強したりライティングを勉強したり、自分が関心のあるコースを探すのもいいですよ。
結局、自分の知識を広げるっていうのが一番の自己投資だと思うんです。
特に読書はストレス解消になりますし、先人たちの膨大な知識を数千円でゲットできるコストパフォーマンスに優れた自己投資といえます。
「読書する時間なんてないよ!」
なんていう人は、「朗読アプリ」で本を聞き流すことがおすすめ。
通勤中や家事などをしているときに「ながら読書」ができるので時間効率も最高です。
「Audible」なら1ヶ月無料で聴き放題なので、試してみるといいかもしれませんね。
今なら30日間無料で聴き放題!
健康に投資する
自分の健康に投資するっていうのも大事です。
ジムの会員になるか、ヨガのクラスに通うとか、自分の身体と心のために良い食材を買って自炊するなどが挙げられます。
健康な体と心があれば、仕事のパフォーマンスも上がりますし、長い目で見て投資に値することでしょう。
私たちサラリーマンにとって最大の資産は「自分の体」そのものです。
健康はお金に変えられません。
若いうちから健康に投資をして、生産性MAXの状態を維持し続けたいですね!
コミュニティに参加する
同じ興味を持つ人々とつながることも大切だと思います。
オンラインコミュニティや社会人サークルなど、自分の興味を共有する人々のコミュニティに参加して、友人と喜びを分かち合うことも自己投資の一つです。
そこで、新たな情報を得たり、自分の知識を共有したりすることができますよ。
ファイナンシャルリテラシーを高める
お金に関する知識を深めることも大事な自己投資ですね。
株式投資やリタイアメントプランについて学ぶ本を買ったり、オンラインで金融に関する無料セミナーを受講するのもありですね。
自分のお金をどう管理し、増やすかを理解することは、長期的な経済的安定につながりますよ。
まとめ
皆さんが投資と聞くと、すぐに株や不動産の話を思い浮かべるかもしれませんが、実は自分自身への投資もとても大切です。
具体的には、自分の知識やスキル、健康、さらには心の健康に少しずつお金や時間を使っていくこと、これが自己投資なんです。
自分自身に投資するというのは、未来の自分に対する期待を具体的な形にする行為です。
その結果、お金が増えることもあれば、ストレスが軽減して健康になることもありますし、人とのつながりが深まることもあります。
つまり、投資とは自分の人生をよりよくしていくための一手段なんです。
ここで紹介したものは一部の例で、自己投資の方法は人それぞれ違います。
自分にぴったり合う方法を見つけて、それが自己成長や幸せにどう寄与するかを見てみると良いでしょう。
最後に、一つ大切なことをお伝えします。
自己投資は一日や一週間で結果が出るものではありません。
長期的な視点で考え、一歩一歩、着実に続けていくことが大切なんです。
これが自己投資の真の価値を最大化するための秘訣です。